Navisworksの出番です
鉄筋の干渉チェックはRevit単体ではできません。 コラボレートタブ>コーディネイトパネル>干渉チェック を実行しても鉄筋棒のカテゴリが表示されません。
鉄筋棒のカテゴリが表示されない=鉄筋棒は干渉チェックできない |
Navisworks NWC エクスポートユーティリティ
RevitからNavisworks用のデータを作成するためには専用のエクスポーターが必要です。次のページにアクセスしてエクスポーターのインストーラを入手しましょう。
https://www.autodesk.com/jp/products/navisworks/3d-viewers
このページの下のほうに移動すると、「Navisworks NWC エクスポート ユーティリティ」の項目があるので、Revitのバージョンに適応したインストーラをダウンロードしてインストールしてください。
Revitのバージョンに対応したインストーラを入手しよう |
RevitからNWCを出力
目的のファイルを開き、アドインタブ>外部パネル>外部ツール▼>Navisworks 2025(バージョン番号)をクリックします。
NWCファイルを作成する |
ファイル名を指定して保存します。
Navisworksに読み込んで干渉チェック
Navisworksを起動し[新規]をクリックします。
Navisworks2025の場合 |
ホームタブ>プロジェクトパネル>追加 をクリックし、Revitから出力したnwcファイルを追加します。
ホームタブ>ツールパネル>ClashDetectiveをクリック
Clash Detectiveパネル内の[現在定義されているクラッシュテストはありません]をクリックしてパネルを展開し、[テストを追加]をクリック
干渉チェックテストを追加する |
選択Aと選択Bで、<レベルがありません>を展開して鉄筋棒を選択。
干渉チェックの対象カテゴリを選択 |
干渉箇所を確認する |
便利なスイッチバック
干渉箇所がわかったら、Revitで修正する必要があります。干渉位置を特定する方法はスイッチバックが便利です。
まず、Revitで アドインタブ>外部パネル>外部ツール▼>Navisworks Switchvback 2025(バージョン番号) をクリック。
なにも変化は起こりませんが、これはRevitをスイッチバック情報の受け入れモードに設定するという意味があります。
NavisworksのClash Detectiveパネルの項目領域で スイッチバックボタンを押します。
スイッチバックボタンをクリック |
するとRevitに Navisrowks Switchback というビューが作成されますので、鉄筋を除いてすべてのカテゴリを非表示にしてみましょう。
RevitのNavisworks Switchbackビュー |
Navisworksのビュー |
これで、Navisworksで干渉位置を特定し、Revitで修正する、というワークフローが出来上がります。