2025年3月1日土曜日

Roombook入門(5)~造作類を拾う

部屋にある造作や備品

部屋に作成した照明や造作家具など、いったい何がいくつかるのか気になりますよね。

部屋の家具備品の類はどこにいくつかるのか?

Roombookで部屋の内部にある造作や家具、照明などを拾って、一覧にまとめることができます。

RoomBookで家具備品を拾う

対象カテゴリの指定

どのカテゴリのファミリを拾うかを決めます。

  1. Quantificationタブ>Roombook Extentionパネル>Calculate Room Quantities
  2. Calculation RangeグループのFurniture Elementsに✔が入っていることを確認し、セルの右端の[...]ボタンを押す。

  3. 拾いの対象とするカテゴリに✔を入れる

  4. OK

拾う

あとは仕上と同様です。
  1. Calculate Room Quantitiesダイアログボックスの[Calcurate]ボタンを押す。
  2. 計算が終了したら[Export]ボタンを押す
出力されたExcelのFurniture_Elementsワークシートを見てみると、各部屋に何が何個あるかが出力されます。

ファミリのプレビューが Picture列に出力されてわかりやすいですね。ただしインプレイスファミリの場合はPicure列には「Preview not available」と出力されます。
インプレイスファミリは拾えるけど挿絵はない

ID列は平面ビューに作成されたIDタグと一致しています。


DescriptionとCommentの列は、それぞれのファミリのタイプパラメータ[説明]とインスタンスパラメータ[コメント]に設定された文字を読み取ります。
同じファミリタイプでもインスタンスパラメータの[コメント]の値が異なる場合は別の行で計上されます。
コメントの値が異なれば異なる要素として計上される
このあたりよく考えられてるなぁと感じます。