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2024年1月21日日曜日

サブ要素の編集

わかりにくいが便利

v2024では床や地形ソリッドのサブ要素の編集に関するユーザーインターフェースが変更になっています。

サブ要素編集を攻略する

今一つ振る舞いが明確ではないので、整理してみましょう。

サーフェス上/絶対の違い

点を追加のボタンを押すと、リボンの表示が次の図のように変わります。

サーフェス上/絶対はどう使い分ける?

まずサーフェス上と絶対のどちらかを選ぶのですが、ざっくり違いを言うと
  • サーフェス上:要素の形状を基準として
  • 絶対    :レベルや測量点などの絶対的な基準を使用する
これらの使い方について、点の高さをどのように指定するかのシチュエーションに分けて説明します。

■床が所属しているレベルからの高さで点を入力したいとき

1FL+200に床があるとき、1FL+500の位置に点を作成したいとすると、次のような設定にします。

床の基準レベル+500
高さ基準の「現在のレベル」とは、床や地形ソリッドの基準レベルのことです。

■形状編集前の床の表面からの高さで点を入力したいとき

床の高さが1FL+200のとき、1FL+200から+500(=1FL+700)で点を作成したいとすると

床の基準レベル+基準レベルオフセット+500

■BMからの高さで点を入力したいとき

まず、ベンチマークの位置に測量点を移動しておきます。

BM(=測量点)+500

■床の表面からの高さで点を入力したいとき

絶対座標の高さではなく、床や地形ソリッドの現在の形状を基準とするには、サーフェス上を選択します。

表面+500

このとき高さ基準はカーソル横に表示される高さの値にのみ影響し、入力する値には何の影響もありません。

[サーフェス上]を選ぶと高さ基準は入力する高さには影響しない。

高さ基準の値について

高さ基準で選択できる値について補足しておきます。

平面の上端:床や地形ソリッドの「基準レベル」+「基準レベルオフセット」の高さ

現在のレベル:床や地形ソリッドの「基準レベル」

まぎらわしいネーミングになっていますのでご注意ください。