T字交差
前回作成した道路に交差する道を追加してみます。道路には勾配もつけてみましょう。
交差する道路を作成 |
計画
高さの計画を立てましょう。平面図を表示し、高さの計画を文字で記入してみます。ここでも「折れ線」を意識することが重要です。
高さの計画を立てる |
地形ソリッドを分割
地形ソリッドの外形を修正するには「スケッチを編集」でもよいのですが、既に設定した高さをできるだけ維持したい場合は、まず「分割」を検討してみてください。
縁石・歩道・縁石・側溝の地形ソリッドをとりつき道路の中心付近で分割します。例として歩道を分割します。
- 修正タブ>修正パネル>要素を分割(SL)
- 地形ソリッドの歩道の任意の辺をクリック
- 描画パネルから「選択」をクリックし、次の図に示す計画用用の詳細線分を選択。
- モードパネル>✔
- 切り下げ部の歩道を削除
- 上側の縁石の地形ソリッドも同様に処理します。
道路側の縁石と側溝の地形ソリッドはいったん切り下げ部中心付近で分割します。
側溝と縁石(歩道と側溝の間)の外形を修正して、点に高さを設定します。
- 側溝を選択し 修正|地形ソリッドタブ>モードパネル>スケッチを編集
- 外形線を整えます。
- モードパネル>✔
- 形状編集パネル>サブ要素を修正
- 円弧の始終端の点を、計画した高さ+150と+40に修正
- 同様に縁石も修正
接道を追加
新たにアスファルト道路を追加し高さを設定します。
道路がどこで折れるのか、折れ線を意識しながら高さを設定することが重要です。測量図通りの高さを忠実に再現するのではなく、ある程度数値を丸め(だいたい20mm~50mm程度)ながら、パキパキとスチレンボードを切り張りする感覚で高さを設定してください。
路面標示
路面標示(区画線・道路標示)はサブ区画で作成します。道路を二つに分けて作成したので、それぞれの地形ソリッドにサブ区画を作成する必要があります。
まず、既存の道路のサブ区画を選択して、次の図のようにスケッチを編集します。
新たに作成した道路に、サブ区画を使って路側帯の線を作成します。
以上で次のような地形ソリッドが出来上がります。