電気設備ファミリで決まるパネル集計表タイプ
電気設備ファミリには次の「パーツタイプ」があります。
- 分電盤
- 配電盤
- 変圧器
- 設備スイッチ
- 他のパネル
またパネル集計表にも次の「テンプレートタイプ」があります。
- 分岐パネル(分電盤の誤訳)
- 配電盤
- データパネル
電気設備のパーツタイプごとに作成可能なパネル集計表タイプは決まっています。これを表にまとめると次のようになります。
パーツタイプとパネル集計表 |
分岐パネル(分電盤)と配電盤が電力用で、データパネルは弱電用です。パーツタイプはファミリパラメータなので、ファミリを作成する時点で作成可能なパネル集計表のタイプは決まります。
ファミリ作成時の指定
電気設備ファミリを開きファミリパラメータでパーツタイプを「分電盤」に設定すると、パネル構成プロパティが表示されます。
パーツタイプ「分電盤」でパネル構成が選択可能に |
- 二列表示、回路横
- 二列表示、回路下
- 一列表示
の3種類があります。これらはプロジェクト内では変更できません。つまりプロジェクトでは一列表示、二列表示を自由に変更することはできないので注意が必要です。
パネル構成
二列表示、回路横
回路を2列で表示し、回路の並び順を左右に並べるタイプです。
二列表示、回路横 |
二列表示、回路下
回路を1列で表示します。
一列表示 |
配電盤、他のパネルも基本は一列表示になります。
パネル集計表テンプレートはどこで定義する?
パネル集計表テンプレートはプロジェクトまたはプロジェクトテンプレートに定義します。管理タブ>設定パネル>パネル集計表テンプレート▼>テンプレートを管理またはテンプレートを編集 で表示する内容や体裁を定義できます。
次回はパネル集計表の編集方法について詳しく見ていきましょう。