Revitのデータを配置する
RevitのデータをInfraworksに乗せるには二つの方法があります。
- Autodesk 360を使用してクラウドで変換する方法
- Navisworks Manageを使用してローカルで変換する方法
Infraworks2023での既定値はAutodesk 360を使用する方法ですが、Navisworks ManageがあればAutodesk 360のアカウントがなくてもInfraworksへの読み込みは可能です。
RevitデータをInfraworksに乗せてみよう |
Autodesk 360で変換
Revitでの準備
- 既定の3Dビュー{3D}を開きます。
- Infraworksに表示するときに、不要になる要素やカテゴリ(植栽・地盤・外構・駐車場など)を非表示とします。
{3D}でInfraworks上で不要な要素を非表示にする - 保存して閉じます。(開いているとInfraworksで読み込むことができません。)
Infraworksに読み込む
- 配置する敷地周辺を拡大。
- 管理タブ>コンテンツパネル>データソース
- データソースパネル>ファイル データ ソースを追加>Autodesk Revit
- 雲のマークのアイコンが表示されていたら、Autodesk360を経由した変換を意味しています。
- ファイルを選択して開く。
- いくつか警告が表示されますが気にせず[閉じる]で進みます。
- データソースパネルの建物フォルダに表示されたアイテムをダブルクリック
- 座標系:XY-IFT
- 位置の座標系:JGD2011-01
- 2Dの中心
- 対話的な配置を実行…をクリック
- だいたいの位置をダブルクリック
- 再びダイアログボックスが表示されるので[閉じて再表示]
ギズモを使って回転、移動を行う - 配置された要素を選択し、表示されたギズモを使って、回転、移動を行い適切な位置に配置する。
位置を調整する
Navisworksで変換
Autodesk360のアカウントがない場合は、Navisworks Manageを使用します。
- 画面右上の「アプリケーションオプション」をクリック
- データ読込をクリック
- Navisworksベースのローカル読込にチェックを入れる
- OK
以上の手順でRevitのデータをInfraworksに取り込むことができます。あとはInfraworksの機能で植栽を配置したり、Ctrl+7で日付や時間を変更するなどして、様々なシミュレーションを行うことができるようになります。
日付や時間を変更することも可能 |
皆さんも、ご自身の計画建物をInfraworksを使って周辺環境と合わせてみてはいかがでしょうか?