周辺建物データの取り込み
基盤地図情報から周辺建物と鉄道軌道の情報をダウンロードしてInfraworks上に表示してみます。
周辺建物と軌道情報を取り込む |
周辺建物と軌道の情報を取得
- 基盤地図情報のサイトを開き、基本項目の「ファイル選択へ」をクリック。
- 基本項目タブを選択し、全項目のチェックを解除、「建物の外周線」「軌道の中心線」にチェックを入れ、地図上で選択を選ぶ。
- 対象となる地域を拡大します。この説明では長崎市周辺を拡大します。
- 492906を選択
- 市街地はデータ量が多くなるのでひと区画ずつ実行したほうが無難です。
- ダウンロードファイル確認へをクリック。
- ダウンロードボタンを押してファイルをダウンロードします。
ダウンロードボタンでファイルをダウンロード
シェープファイルに変換
ダウンロードしたファイルを基盤地図情報ビューアでシェープファイルに変換します。
- 基盤地図情報ビューアを起動
- 新規作成をクリック
- すべて解除をいったんクリック
- 追加を押して、ダウンロードしたZIPファイルを選択。
- プロジェクトのタイトルと保存先を指定
- OK
- エクスポート>エクスポート
- 変換種別を「シェープファイル」
- 変換する要素として「建築物」と「軌道の中心線」に☑
- 全データ領域を出力
- 出力先フォルダを指定
- OK
- 出力が終わると次のようなダイアログボックスが表示されますのでOKをクリック。
変換終了を示すダイアログボックスが表示される
周辺建物をInfraworksに取り込む
シェープファイルをInfraworksに取り込みます。
鉄道軌道をInfraworksに取り込む
- データソースパネル>ファイルデータソースを追加▼>SHP
- ○○-軌道の中心線.shpを指定
- 取り込んだ項目(フィーチャといいます)をダブルクリック
- タイプを鉄道
- スタイルの鉛筆アイコンをクリックし、Railwayを選択
- 閉じて再表示
建物高さの調整
建物は一律で10mで取り込まれています。高さは個別に調整することが可能です。
- 任意の周辺建物を選択してハンドルを表示
建物を選択してハンドルを表示 - 上向きの水色の矢印を選択(赤くなります)
- ドラッグするか
- 高さを入力します。
- 建物パネルに表示されるルールスタイルから任意のファサードを選択することもできます。
ファサードスタイルも指定できる
次回はいよいよRevitのデータを取り込みます。