航空写真を張り込む
読み込んだ地形に航空写真を張り込みましょう。写真を張り込むことで明確に地図上の位置が把握できるようになります。単なる写真ではなく、地理的位置をもった写真を取得すれば位置合わせも簡単です。
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| 地形に写真を張り込んでみよう！ |
地理院地図
ここでも国土地理院のサービスが無料で利用できます。それが「地理院地図」です。
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| 地理院地図。本当に国土地理院は神 |
- 地理院地図を開き、対象の地域（ここでは長崎市）を拡大。
- 左上の地図アイコンをクリックし、写真を選択。
- 右上の「共有」をクリックし、左から三番目の画像アイコンをクリック。
- 表示されている範囲全体を選択
- または範囲を固定を選択すると選択枠が表示されます。
- Revitデータを配置する敷地が真ん中になるようにするとよいです。
- OKを押す
- 画像を保存 ワールドファイルを保存の両方をクリックしてファイルを保存します。
両方必要です！ - 画像としてpngファイル、ワールドファイルとしてpgwファイルがダウンロードできます。
- ダウンロードした二つのファイルを適切なフォルダに移動しておきます。
Infraworksに画像を取り込む
前回作成した地形のデータに画像を張り込みます。
- 管理タブ＞コンテンツパネル＞データソース でデータソースパネルを開きます。
- ファイルデータソースを追加をクリックしRasterを選択
- ファイルの種類を「すべてのファイル(*.*)」として、地理院地図からダウンロードしたpngファイルとpgwファイル両方を選択し、開く。
すべてのファイルを選択しpngとpgwを選択 - データソースパネルの地表イメージフォルダ内の取り込んだファイル名をダブルクリックまたは右クリックして設定を選択
設定を選択 - 地理的位置タブの座標系に「WGS84.PseudoMercator」と入力
Mercatorはメルカトル図法のメルカトルです - 閉じて再表示をクリック
写真を地形に複数枚張り付けたところ
何枚でも張り込めるので、複数回同じ作業してもOKです。特にRevitを配置する敷地周辺は拡大た画像を張り込んで高精細にしておくとよいです。
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| 地図を拡大して画像を取得すれば高精細に |
範囲を切り取る
表示する範囲をトリミングします。
- ビューキューブを使って真上から表示。
- 管理タブ＞モデルパネル▼＞モデルプロパティ
- 範囲のモデル全体を使用のチェックを外す。
- 対話的に定義のBBOXをクリック
- 左上のコーナーをクリックし、右下のコーナーをダブルクリック
コーナー1をクリック、コーナー２をダブルクリック - モデルプロパティダイアログボックスが再び表示されるのでOKをクリック
これでトリミングができました。
次回は建物や軌道を表示してみます。
