階段の手すりを自由につくる
階段手摺はちょっと難しそうに見えますが、理屈がわかれば結構自由に作ることができます。ポイントは
手すりは基本的にスイープである、ということです。下の図のようなコーナーの手すりを作成してその仕組みを理解しましょう。
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こんな手すりも自由自在 |
まずこれまでの練習帳にならって、下の図のようなコンクリート階段を作成してください。ただし、手すりはまだ作らないでください。
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まずは階段を作成しましょう |
ここから手すりを作成していきます。
練習
- 建築タブ>階段>手摺(ここではあえて普通の手すりを選びます。)
- ツールパネル>新しいホストを選択 で階段を選択。
- オプションバーで
- プロパティウィンドウで
- タイプセレクタ:手摺:900mmパイプ
- パスからのオフセット:0
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オプションバーとプロパティウィンドウを設定 |
- 下の図のように階段経路の端部を下から上にクリックし、✔
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①→④と階段の端をクリックして作成 |
- 下の図のように手すりがすべて見えるような断面図を作成しビューを移動します。
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断面図を作製 |
- 下の図のように手すりの上部に線を描画して、トリムして結合点の高さを求めます。ここでは1094.44なので丸めて1095と考えます。
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上部手摺の高さが一致する高さを求める |
- 手摺を選択して、タイプ編集ボタンを押してタイププロパティ編集ダイアログで
- 複製ボタンを押して名前を「900mm パイプ 階段」とする。
- 踊場での高さ調整:✔
- 踊場での高さ:195(高さが900なので1095-900=195)
- OK
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複製して新しいタイプを作成する |
- 踊場の手すりがそろっていることを確認。
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踊場での手摺の高さがそろっている。 |
- 3Dでも確認します。
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3Dでも確認(マテリアルは変更しています。) |
まずは上部手摺の高さがそろいました。次回は手摺子の位置を自在に動かしてみましょう。