2020年1月4日土曜日

階段練習帳(4)~昇り口の下端

コンクリート階段の取り合い

階段が複数階にわたる場合、階段下端の踊り場または床との取り合いが気になるところです。
今回のテーマは階段下端の取り合い
この図のようにきれいに取り合うにはある程度の条件が必要です。簡単に練習してみましょう。

練習

コンクリート階段を作成する。

  1. 建築テンプレートを使って新規プロジェクトを作成。
  2. 立面(立面)-南を開く。
  3. レベル2を3500mm情報にコピーして、レベル3を作成。
  4. 平面図-レベル1を開く。
  5. 建築タブ>階段パネル>階段
  6. タイプセレクタから現場打ち階段:コンクリートを選択
  7. プロパティウィンドウで
    • 基準レベル:レベル1
    • 基準レベルオフセット:0
    • 上部レベル:レベル2
    • 上部レベルオフセット:0
    • 蹴上数:18
    • 現在の踏面奥行:240
  8. オプションバーで
    • 経路:中心
    • オフセット:0
    • 実際の経路幅:1200
  9. 修正|作成階段タブ>ツールパネル>手摺でなしを選択。
  10. 任意の位置をクリックして下の図のように階段経路を作成。
    経路幅1200で階段を作製
  11. 両方の階段経路を選んで、下方に100mm移動。
    100mm下に移動
  12. 左の階段経路を1段分下へ移動。
    1段ずらす
  13. 修正|作成階段タブ>コンポーネントパネル>踊り場
  14. 修正|作成階段タブ>コンポーネントパネル>スケッチを作製で下の図のように踊り場をスケッチし、モードパネル>終了
    踊り場をスケッチ
  15. モードパネル>✔(編集モードを終了)
  16. 3Dビュー>{3D}を開き、状況を確認
    完成したコンクリート階段(マテリアルは変更しています。)

踊り場の厚さを変更する

踊り場が少々分厚いので、これを150mmの厚さに変更します。
  1. 出来上がった階段を選択し、[タイプを編集]
  2. 踊り場のタイプで[...]をクリック。
  3. [複製]をクリックし、名前を「150 mm 厚さ」としOK。
  4. 一体式階段の厚さを150としてOK。
  5. 踊り場の厚さが薄くなったことを確認。

レベル2へコピー

  1. 作製した階段を選択してCTRL+Cでクリップボードへコピー。
  2. 修正|階段タブ>クリップボードパネル>貼り付け▼>選択したレベルに位置合わせ(上側)
  3. レベル2を選択してOK。
    踊り場と階段経路が取り合っていない

取り合いの調整

  1. 上側の階段を選択し、修正|階段タブ>編集パネル>階段を編集
  2. 階段経路を選択。
    下端の厚さが足りない
  3. プロパティウィンドウで蹴上げの基準より下に延長-150として適用。
    踊り場の厚さと同じだけ下に延長する
  4. 修正|作成階段タブ>モードパネル>✔(編集モードを終了)
完成