ワークシェアリング基礎
ワークシェアリングは一つのデータを複数で編集するための仕組みです。まずは基本的な使い方を説明します。ワークシェアリングの開始
- [コラボレート]タブ>[コラボレーションを管理]>[ワークセット]
- 下の図のダイアログボックスでOK
OKをクリック - 次のワークセットダイアログボックスで、ワークセットを独自に追加することもできますが、後から追加可能なのでとりあえずこのままOKします。
OKをクリック - [ファイル]タブ>[名前を付けて保存]>[プロジェクト]で[オプション]をクリック。
- 「保存後これを中央モデルに指定」にチェック(グレー表示でかまわない)が入っていることを確認してOK。
保存後、これを中央モデルに指定に✔が入っている - ファイルサーバー上の適切な位置に名前を付けて保存する。
所有者の確認
この時点ではすべてのワークセット(といっても今のところ2つですが)の所有者が自分になっています。状況を確認してみましょう。- ビューコントロールバーで[ワークシェアリング表示]>[オーナ]
[ワークシェアリング]>[オーナー] - ビューコントロールバーで[ワークシェアリング表示]>[ワークシェアリングの表示と設定]
ワークシェアリングの表示と設定 - オーナタブをクリックし、要素の所有者を確認しOKします。
すべて自分が所有者
権利を放棄して保存
このままではほかの人がデータを編集できません。中央ファイルを作ったら、必ずお決まりの手順で権利を放棄します。
- [コラボレート]タブ>[同期]パネル>[中央モデルと同期]
- 下の図の四角く囲まれたチェックボックスのすべてを✔してOKする。
赤枠でチェックできるところはすべて✔ - オーナーがいなくなったことを確認して閉じる。
権利が放棄されたことを確認 - ファイルを閉じる
ローカルファイルの作成
これで準備ができました。参加者各人のPCにローカルファイルを作ってデータを編集をしましょう。
- [ファイル]タブ>[オプション]
- [ファイルの場所]で、ユーザーファイルの規定パスを適切なフォルダを指定する。
ユーザファイルの既定パスを設定しよう - ローカルファイルは特に指定しない限りこのフォルダに作成されるのできちんと指定しておきましょう。
- [ファイル]タブ>[開く]で中央ファイルを選択する。このとき[ローカルの新規作成]にチェックが入っていることを確認する。
ローカルをの新規作成 - [開く]
以上の手順で、ローカルファイルを作成することができました。あとはこのファイルを編集します。
編集内容を中央ファイルに反映させるには
編集したら、必要に応じて中央ファイルに変更の反映と権利の放棄を行います。権利の放棄とはどういうことなのかは次回説明するとして、今回は手順のみを説明します。
- [コラボレート]タブ>[同期]パネル>[中央モデルと同期]
- 下の図の四角で囲まれた範囲のチェックボックスをすべてチェックし、コメントに適切なコメントをいれてOK。
赤枠は可能なものはすべて✔。コメント欄に適切な文言を設定しOK。 - [ファイル]>[閉じる]または、編集を続行。
編集履歴を見るには
中央ファイルに「だれが」「いつ」「どういう内容で保存したか」を見ることができます。
中央ファイルに保存するときは、マナーとしてコメント欄に編集内容を記入するようにすることをお勧めします。