フィルタとは?
ビューの表示・非表示、あるいは色や線種の上書きをコントロールしようとするには
- カテゴリ単位
- 要素単位
で可能ですが、この1と2の間に「要素のパラメータ単位」という考え方があります。これがフィルタです。
フィルタとは「要素のプロパティの値である条件に合致した要素を選択する」という働きがあり、ビューにフィルタで選択した要素の上書きを設定することができます。
フィルタの作り方
例えば壁のみを表示する、ということはカテゴリの設定で可能です。表示/グラフィックスの上書きで壁だけにチェックをいれれば、
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表示/グラフィックスの上書きで壁だけにチェックをいれれば |
壁だけを表示することができます。
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壁だけを表示できるが |
さらに、壁は壁でも外壁だけをフィルタを使って表示してみましょう。
- [表示]タブ>[グラフィックス]パネル>[フィルタ]
- 新規作成をクリックし、名前を外壁としてOK。
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フィルタの新規作成 |
- 中央のカテゴリリストで壁を選択。
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カテゴリで壁を選択 |
- フィルタ規則を下の図のように設定。これは「タイプパラメータ機能が外部に等しいものを選択する」という意味です。
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フィルタ規則を設定 |
- OK
ビューに適用する
- [表示]タブ>[グラフィックス]パネル>[表示/グラフィックス]
- フィルタタブを選択。
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フィルタタブ |
- 追加をクリックし、外壁を選択してOK。
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フィルタを追加 |
- 投影/サーフェスのパターンを選択して、青色の塗りつぶしを設定してOK。
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青色の塗り潰しを設定 |
- OKを二度押してダイアログボックスを閉じる
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外壁が青色に |
条件にあてはまるもののみを表示するには
フィルタの特性として、フィルタに適合する要素を上書きしたり非表示にすることはできても、フィルタに適合する要素だけを表示することはできません。そこで、特定の条件に合致しないものを選択する、というフィルタを作ります。