パネル集計表
前回作成した照明の回路を分電盤に接続して、パネルの集計表を作成しましょう。分電盤に限っては特殊な集計表が準備されています。練習ファイルをここからダウンロードしてください。
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照明回路を分電盤に接続
- 平面図 2階 電気を開く
- [F9]を押してシステムブラウザを開く。
- [未設定]>[電気]>[電力]を展開し、すべての照明を選択。
- [修正|照明器具]パネル>[システムを作成]パネル>[電力]
システムブラウザで照明を選択して、リボンの[電力]をクリック 回路5を選択すると、平面図に回路が表示される
回路番号の修正
システムブラウザに1,2,3,4,5という番号がついていますが、これは回路の番号です。回路番号は接続先の配電盤ごとにつなげた順番に番号がつきます。番号の付け方は分電盤ごとに決定できます。
盤の名前を回路番号に接頭するには
回路番号に分電盤の名前(この場合は「L-1」)を接頭辞として追加することができます。
- L-1の分電盤を選択
- インスタンスプロパティ「回路名称」でパネル名を選択して[適用]
回路番号にパネル名「L-1」が接頭された - 回路の[接頭表記セパレータ]に-を設定して[適用]
回路番号が パネル名-番号 となる
任意の文字を回路番号に接頭するには
回路番号の変更
接頭表記はある程度自由になることがわかりましたが、回路番号自体はどのように変更するのでしょうか?回路のインスタンスプロパティでは回路番号がグレーになっており、直接編集することができません。
回路番号は変更できない? |
回路番号を変更するためにはパネル集計表を作成します。パネル集計表はパネルに特化した集計表です。
- [解析]タブ>[レポート及び集計表]パネル>[パネル集計表]
- パネル集計表を作成でL-1にチェックを入れてOK。
パネル集計表 - パネル集計表が表示されます。
パネル集計表 - 任意の回路番号を選択し、[パネル集計表を修正]タブ>[回路]パネル>[上へ移動]または[下へ移動]で回路行を上下に移動し、回路番号が変更されることを確認する。
回路番号を変更
パネル集計表の編集
パネル集計表はパネルL-1にどのような負荷がかかっているのかを一覧で表示します。
パネル集計表にはテンプレートがあり、これを修正することで表示する内容を変更することができます。
- [管理]タブ>[設定]パネル>[パネル集計表テンプレート▼]>[テンプレートを編集]
- テンプレートタイプを配電盤を選択しOK
配電盤?を選択
(英語版では「SwitchBoard」になっているのでおそらく誤訳で正しくは「分電盤」、また「柱一本」はOne Columnなので「1列」の誤訳です)こちらが英語版 柱1本 の正体は・・・ - スイッチボードの文字を分電盤に修正
- CKTを回路に修正
- フレームサイズのヘッダーを選択し、列を削除
- テンプレートを終了
テンプレートを修正
これでパネル集計表が修正されました。そのほかにもいろいろと修正できることがあるのですが、ここでは修正が可能であることだけ理解しておいてください。
パネル集計表は一般的な日本の表記とは異なるかもしれませんが、容易に分電盤の負荷状況を確認することが可能です。
修正後のパネル集計表 |