手摺で作ってみる
カーテンマリオンでルーバーを作成する場合の難点は「直線形状しかできない」ということです。円弧のルーバーを作成するには手摺を使うとよいでしょう。よい点と悪い点をまとめると
〇:動きが軽快
〇:円弧で作成可能
〇:コーナーの処理が容易
✖:ちょっと手間
✖:垂直面・矩形面しか作成できない
という感じです。
手摺で作成した水平ルーバー |
作成方法
まずはプロファイルを作成します。「プロファイル - 手すり(メートル単位).rft」を使って下の図のようなプロファイルを作成します。ルーバーのプロファイル |
次に手摺のタイプを作成します。
- [建築]タブ>[階段]パネル>[手摺]
- [タイプを編集]>[複製]で名前を水平ルーバーAとします。
- [手摺子構成]をクリックし、下の図のようになしを設定してOK。
手摺子構成 - [上部手摺の有無]のチェックを外す。
- [手摺子横桟構成]で必要な数だけ水平ルーバーを設定する。このとき1本ずつ高さを指定しなければならない。まず最初のルーバーを慎重に設定する。
いったんひとつだけ設定しておいて・・・ - 次に[複製]で必要な数だけ複製して、高さを調整してOK。(高さの変更はマウスでセルをクリックするよりもTABキーを数回押してセルを移動したほうが効率が良い。)
複製して高さを調整 - [修正|作成 手摺のパス]タブ>[描画]パネルで円弧のパスをスケッチして終了。
パスをスケッチ
曲線のルーバーはめったにないかもしれませんが、手摺で作成するといろいろとメリットもありますので、場合によって使い分けてください。