パネル型手摺子
手摺子のファミリを作成してみます。今回は下の図のようなログハウス風の手摺子を作ってみましょう。✖の手摺子ファミリがポイント |
手順
- [ファイル]>[新規作成]>[ファミリ]で手すり子 - パネル.rftを選択して開く。
- プロジェクトブラウザで[立面図(立面図 1)]>[左]が開いていることを確認する。
- [作成]タブ>[基準面]パネル>[参照線]
- 作業面ダイアログボックスで[名前]を選択し、参照面:中心(左/右)を選択してOK。
- [描画]パネルの[/(線)]を選択し、図のように参照線を作成する。
参照線を作成 - [注釈]タブ>[寸法]パネル>[平行寸法]で図のように参照面と参照線の端点に寸法を作成。
参照面→参照線の端点の順番に選択するとよい。 - 参照線を選択し、端部を参照面の交点にドラッグして合わせる。このときキーボードから[SI]と入力することで強制的に交点にスナップさせることができる。
- 寸法の値が0になるので、各寸法を選択して鍵のアイコンをクリックしてロックする。
値が0になった寸法を鍵アイコンでロック - 5~8の手順を繰り返して、もう一つの対角に参照線を作成して、参照面の交点にロックする。
もう一つの対角にも参照線を作成 - [作成]タブ>[フォーム]パネル>[押し出し]
- [描画]パネル>[/(選択)]
- オプションバーでオフセットの値を50に設定。
- 対角線の一つの左右にスケッチラインを作成。
- オフセットを0にし、ロックをチェックし、平行四辺形の外枠を選択してロック。
スケッチラインを作成 - [修正]パネル>[コーナーへトリム/延長]で下の図のように成形する。
外形線を作成 - [平行寸法]で参照線とスケッチラインに寸法を作成し、均等拘束し、スケッチラインに寸法を作成する。
寸法を作成 ラベル「見付」を指定 - [モード]パネル>[✔(編集モードを終了)]
- 作成したフォームを選択し、プロパティウインドウのマテリアルの関連付けボタンを押して、新しいパラメータマテリアル_筋交を作成して関連付ける。
マテリアルをパラメータ化する - 同じ工程を繰り返してもう一つの筋交も作成する。
筋交を作成 - [平面図]>[参照レベル]を開く。
- [作成]タブ>[基準面]パネル>[参照面]
- [描画]パネル>[/(選択)]を選択し、オプションバーのオフセットの値を50に設定。
- 中心線の左右に参照面を作成し、寸法を作成。
参照面を追加して寸法を作成 - 作成した寸法を選択し、[寸法にラベルを付ける]パネルの[パラメータを作成]ボタンで厚さというパラメータを作成して割り当てる。
- 作成したフォームを選択し、形状ハンドルをドラッグして下の図のように参照面にロックする。
フォームの厚さを参照面にロックする - [プロパティ]パネル>[ファミリタイプ]
- マテリアル_筋交の<カテゴリ別>の[...]をクリックし、マテリアルブラウザを開く。
- ライブラリパネルを表示する。
ライブラリパネルを表示 - [AECマテリアル]>[木材]>[サクラ材]を選択し、[↑]をクリックする。
サクラ材を追加 - プロジェクトマテリアルでサクラ材を選択してOK。
- OK。
- 手摺子_筋交.rfaとして保存。
動作テスト
以上で筋交の手摺子ファミリが完成しました。挙動をチェックしてみます。