詳細コンポーネント
折半の屋根断面や、LGSのスタッドなどの断面を詳細コンポーネントを使って表現することができます。詳細コンポーネントは2Dファミリですが使い方によっては作業を効率化することができます。
さらに、この詳細コンポーネントを、繰り返し詳細コンポーネントにすれば、ある一定の間隔で詳細コンポーネントを繰り返します。
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繰り返しコンポーネント |
作り方
まず詳細コンポーネントファミリを作成します。
- [ファイル]>[新規作成]>[ファミリ]で「詳細項目(メートル単位).rft」を選択。
- 必要な部分だけの詳細を、詳細線分を使用して作成します。
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繰り返し部分を作成 |
- 名前を付けて保存し、プロジェクトにロードします。
- [注釈]>[詳細]>[繰返詳細コンポーネント]
- [タイプを編集]をクリック。
- タイプを複製して新たに作成し、プロパティを設定します。
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繰り返し詳細コンポーネントの設定 |
- [詳細図]には作成した詳細コンポーネントを設定
- [レイアウト]は固定間隔
- [間隔]は繰り返しの幅
- [詳細図の回転]は90°反時計回り
- [OK]
- 2点をクリックして配置してみます。
たとえば、屋根だけでは断面図として物足りないという場合などは、詳細コンポーネントを使って表現を補完することができます。
メジャーとして利用
たとえばタイル割を考えるときには下の図のような詳細コンポーネントを作成し、
下の図ようなタイプを設定すれば
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タイル割のメジャー |
45二丁掛けのタイルの割付にも役に立ちます。
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繰り返しコンポーネントは線分と同様に扱える |
スタッドにも
繰り返しコンポーネントとしてタイプを作成すれば
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455mmピッチ |
壁と合わせて以下のように表示することができます。繰り返しコンポーネントは線と同じ扱いなので、壁を選択すれば簡単に配置できますし、[要素を分割]で分割したり、[トリム]も簡単です。
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コーナーには詳細コンポーネントを単独で配置しています |
工夫次第で様々な使い方ができます。