帖数を表示するタグ
前回は面積を小数点以下第3位で切り捨てて表示するタグを作成しました。面積を小数点以下第3位で切り捨てて表示するタグ |
1帖=面積(㎡)÷1.62
の計算式をタグに組み込みます。「帖」という単位はRevitには組み込まれていないので、タイプは「実数」を使用します。作成手順
この部屋の面積は実測で26.242㎡ですから帖数は
26.242(㎡)÷1.62=16.1987654(帖)
となります。部屋タグでは小数点以下第3位で切り捨てて「16.19帖」と表示されていることがわかります。
坪
坪の場合も全く同じです。坪は
面積(㎡)×0.3025=坪
と考えて計算式は
rounddown((面積*0.3025/1)*100)/100
となります。集計表で桁処理
ずいぶん前に集計表で面積のけた処理をする手法をご紹介しましたが、ちょっと復習しておきましょう。けた処理フィールドの計算式は
小数点以下第n位を切り捨てる場合
rounddown((面積/1)*10^(n-1))*1/ 10^(n-1)
となります。10^(n-1)は「10のn-1乗」という意味です。この式を使って集計表を作成すると次のようになります。
小数点以下第3位切り捨て
集計表の男子便所、女子便所などの面積に着目すると、部屋面積は小数点以下第3位が切り捨てられていることがわかります。
計算式は
部屋面積:rounddown((面積/1)*100)*1/100
帖 :rounddown((面積/1.62/1)*100)/100
となります。
となります。10^(n-1)は「10のn-1乗」という意味です。この式を使って集計表を作成すると次のようになります。
小数点以下第3位切り捨て |
集計表の男子便所、女子便所などの面積に着目すると、部屋面積は小数点以下第3位が切り捨てられていることがわかります。
計算式は
部屋面積:rounddown((面積/1)*100)*1/100
帖 :rounddown((面積/1.62/1)*100)/100