アンダーレイ(下敷参照図)
基礎伏図で1階床梁の見上げを破線で表示したい場合、いくつかの方法がありますが最も手軽な方法はアンダーレイ(下敷参照図)を使うことです。ラインワークを使わず確実にすべての情報を表示することができます。
手順
下の図のような基礎伏図に上方の形状を表示してみます。
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基礎伏図 |
このA断面は次のようになっています。
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基礎下端レベルと1FL |
基礎下端レベルと1FLがあることに注目してください
- 基礎伏図のビュープロパティ[下敷参照図]グループで
- [範囲:下部レベル]を[基礎下端]に
- [図面見方向]を[1FL]に
- [下敷参照図の方向]を[見上げ]に設定
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下敷参照図の設定 |
- [管理]タブ>[その他の設定]>[ハーフトーン/下敷参照図]
- [下敷参照図グループ]で
- [太さ]を[1]
- [パターン]を[破線]
- [ハーフトーンを適用]のチェックをオフ
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ハーフトーンは使わない |
以上で結構手軽に1FL の床梁を破線で表示することができるようになります。要素が表示されるので、もちろんタグを付加することができます。
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タグも寸法も作成できます |
下敷参照図の設定はすべてに及ぶため、他のビューも影響をうけますが、上部の情報を手軽に表示するには大変便利な方法です。