表示の調整(マスキング領域の作成)を削除しました。
フォームの表示グラフィックスの上書きを修正し、平面図で表示するようにしました。
タイプの作成をやめて値の変更のみとしました。
【2018.08.18 改訂】
天井伏図での表示を考慮して、以下の点を修正しました。
マスキングの作成を再度行うようにしました。
フォームの表示を再検討しました。
統合した際に表示されるように非表示線で「センサー」を作成しました。
水切
今回は水切を作成します。参照面
参照面を作成し、寸法をつけ、ラベルを作成します。この手順はもうおなじみですね。
参照レベルより下にサッシの下枠があると想定して参照面を作成します。
参照レベルより下にサッシの下枠があると想定して参照面を作成します。
- 一般モデル(メートル単位).rftを使って新規ファミリ作成を開始。
- [プロパティ]パネル>[ファミリカテゴリとパラメータ]で[窓]を選択。
- [プロパティ]パネル>[ファミリタイプ]で次のタイプパラメータを追加する。
- 水切奥行:90
- 水切出幅:15
- 水切見付:15
- 水切高さ:40
- 水切飲込:30
- 枠ちり外左右:15
- 枠見付下:55
- [ビュー]>[平面図]>[参照レベル]
- 中心(正面/背面)の参照面から下方へ10mmの参照線を新たに作成し、寸法でロックする。(中心(正面/背面)の参照面がサッシ枠の外側の面と一致する。)
- 水切の先端を示す参照面を中心(正面/背面)参照面上方に作成。
水切の幅を示す参照面を下図のように作成し、均等ロックする。- 下の図のように参照面と寸法・パラメータを作成する。
幅は窓の有効幅。枠があると仮定して考える。 - [ビュー]>[立面図]>[正面]
- 下の図のように「高さ」パラメータを作成
- [ビュー]>[立面図]>[左]
- 同様に下の図のように参照面と寸法・ラベルを作成する。
下枠があると仮定して考える。
フォーム
フォームを作成します。斜めの線が入るので慎重に、確実に参照面にロックしながらスケッチラインを作成します。
- [作成]タブ>[フォーム]パネル>[押し出し]
- [描画]パネル>[選択(緑の/)]
- オプションバーの[ロック]を✔
- 左端の垂直の参照面をクリック。
- [修正]パネル>[単一要素をトリム/延長]で上下の端部を見付の参照面でトリムする。
- [修正]パネル>[位置合わせ]で、スケッチの上端を見付の上の参照面に位置合わせしてロックする。
確実にロック - 同様に右側のスケッチ線を作成。
右は下側の先端をロック - [描画]パネル>[線分]で斜めの線を作成
斜めの線を作成したところ
- [修正]パネル>[オフセット]で2mmの平行線を作成して寸法でロックする。
寸法を参照面から作成し、寸法の鍵マークでロックする - プロパティウィンドウでサブカテゴリを[フレーム/マリオン]とする。
- マテリアルの関連付けボタンを押して、[マテリアル 水切]というパラメータを新たに作成する。
- [表示/グラフィックスの上書き]で、[前/後」を除くすべての✔を外す。
表示は前後のみ - [モード]パネル>[編集モードを終了]
- [平面図]>[参照レベル]
- 左右の端を、もっとも外側の参照面にロックする。
- [水切.rfa]として保存。
シンボル線分・マスキング領域
断面をシンボル線分で作成します。- [ビュー]>[立面図]>[左]
- フォームをスケッチしたときと同様に、参照面に端部をロックしながら下の図のように断面形状をシングルラインで作成する。
断面をシンボル線分で作成 - 作成したシンボル線分を選択し、[表示]パネル>[表示設定]で「インスタンスが切断された場合のみ表示」に✔。
インスタンスが切断された場合のみ表示 - [ビュー]>[平面図]>[参照レベル]
- 下の図のようにマスキング領域を作成。境界線は「フレーム/マリオン(投影線)」とする。
マスキング領域を作成。 慎重に作成してください。 - 作成したマスキング領域を選択し、[表示]パネル>[表示設定]で「インスタンスが切断された場合のみ表示」に✔。
マスキング領域も、インスタンスが切断された場合のみ表示する。
非表示線でセンサを作成
水切は平面図の切断線よりも下方にあります。現在フォームは平面/天伏で非表示、マスキング領域もインスタンスが切断された場合のみ表示なので、このままだと平面図上に表示されないことになります。
そこで、平面図の切断面に引っかかるように、非表示のモデル線分をいわば「センサ」として作成しておきます。
振る舞いのチェック
パラメータを変更し、ただしく動くかどうか確かめましょう。