パーツで割付
ALCパネルを割り付ける場合、やはり平面詳細図だけではなく、立面図にも割付を表示したいところです。こんなときはパーツの活用を考えてみましょう。パーツの使い方
まずは下の図のような簡単な壁を作成しパーツにしてみます。この壁は、マテリアルで切断面にALC記号を製図で、サーフェスに600mmモデルの塗潰し領域を割り当てています。
ALCを割ってみる |
- 平面ビューを開く
- 壁を選択して、[修正|壁]タブ>[作成]パネル>[パーツを作成]
- [修正|パーツ]タブ>[パーツ]パネル>[パーツを分割]
- [修正|分割]タブ>[描画]パネル>[スケッチを編集]
- [修正|分割>スケッチを編集]タブ>[描画]パネル>[線分]を選択し、下の図のように分割する。このとき重要なことは、スケッチライン(マゼンタの線)が破線の端部を超えるか接するように線を作成することです。
分割をスケッチ - [モード]パネル>[編集モードを終了]
- パーツを選択
- プロパティウィンドゥで、[基点別マテリアル]のチェックを外し、[マテリアル]をカテゴリ別にする。
- [モード]パネル>[編集モードを終了]
8の操作を省略するとパーツに、元となった壁のマテリアルが割り当てられてしまい、サーフェイスに600mm間隔の塗潰しが表示されてしまうので、いったんカテゴリ別にしました。この結果、図は下の図のようになります。パーツは分割した要素ごとに独立しています。
パーツに分けられたALC |
立面図
パーツを削除するには?
パーツと壁は関連付けられた別の要素です。壁をパーツにするのではなく、壁からパーツを新たに作成するのです。ですからパーツを削除するには単純にパーツを選択して削除すればいいのです。関連するパーツを全て削除すると、元の壁が表示されます。
コーナーパネル
2つ以上のパーツを合成することができます。この機能を利用してコーナーパネルを作成てみます。まず下の図のように直行する壁からパーツを作成します。