行間の統一
下のリンクをクリックして、練習用のファイルをダウンロードして開いてください。建築_サンプルプロジェクト_仕上表_行間調整開始.rvt
プロジェクトブラウザでA-07仕上表(1)を開きます。仕上表はできましたが、シートにレイアウトされた仕上表は行間がバラバラです。そこで、行間を一定の高さに保つように、フィールドを追加します。
(1) [管理]-[設定]-[プロジェクトパラメータ]
(2) [追加]をクリックし、「行間調整」という文字のパラメータを部屋のインスタンスパラメータとして追加する。
部屋に新しいパラメータを追加 |
(4) プロパティウィンドゥで[フィールド]をクリック。
(5) 右側のリストで、一番上の「仕上表グループ」を選択した状態で、左側のリストから「行間調整」を選択して、[→]をクリックして追加し、さらに一番上に移動する。
行間調整を最上位に追加 |
A列を選択し幅を2.00mmに |
フォントサイズを6mm |
右側の罫線を非表示 |
行間が統一された! |
集計表の分割
集計表を配置したシートを開いて状況を確認します。各行の高さは統一されましたが、シートからはみ出してしまいました。シートをはみ出した仕上表 |
(1) プロジェクトブラウザで[集計表/数量]-[部屋_仕上表]を右クリックして、[名前変更]を選択し、「部屋_仕上表(1)」に名前を変える。
(2) さらに右クリックして、[ビューを複製]-[複製]で集計表を複製し、名前を「部屋_仕上表(2)」に変更する。
(3) [部屋_仕上表(1)]をダブルクリックして表示し、プロパティウィンドゥの[フィルタ]をクリックし、下の図のように設定する。
フィルタを使って表示する範囲を設定 |
(5) [部屋_仕上表(2)]のフィルタも下の図のように設定する。
部屋_仕上表(2)のフィルタ |
出来上がった仕上表 |
以上で仕上表が完成しました。手順を踏めばたいへん論理的に仕上を設定することができます。最後に完成したデータのリンクを張っておきますので参考にしてください。
完成
また、仕上表についてなにか質問がありましたら、ぜひコメントを入れてください。可能な限りお答えいたします。