準備-基礎伏ビューの作成
(1) 右上のリンクから「躯体モデル_01.rvt」をダウンロードして開いてください。このファイルはRevit2016で作成されています。(2) [平面図]-[作業用]-[作業用 1階]を開き、1階の柱が作成されていることを確認します。この柱の直下にフーチングを作成します。
(3) [表示]-[作成]-[平面図]-[構造伏図]
(4) [タイプ]に「見下図」、「基礎下端」を選択してOK。
見下図、基礎下端を選択 |
1階の柱をアンダーレイとして表示
(1) 下敷参照図グループの[範囲:基準レベル]を「1FL」に、[下敷参照図の方向]を「見下ろす」として、基礎伏図ビューに1FLの柱を表示する。アンダーレイの設定 |
基礎伏図ビューに1FLの柱を表示 |
フーチングの配置
(1) [構造]-[基礎]-[独立]をクリックし、タイプセレクタで「フーチング1:F1」を選択。(2) プロパティを以下のように設定。
(3) 柱の中心をクリックして、フーチングを配置する。
柱の中心にフーチングを配置 |
ここで [表示]-[作成]-[3Dビュー]で状況を確認すると、フーチングと1階柱の間に空隙があることが確認できます。
構造柱の追加
フーチングの一つを選択し、プロパティを見ると、[上部の高さ]が-800となっています。フーチングの上部の高さ |
(1) 1FLの柱をすべて選択し、[クリップボード]-[コピー]
(2) [貼り付け]-[同じ位置に位置合わせ]
(3) コピー直後は柱が選択されているので、プロパティを以下のように設定。
柱のプロパティ |
基礎伏図の調整
基礎伏図のビューを開いてみると、作成した柱が表示されていないので、ビュー範囲を調整します。ビューの切断位置はフーチングの上端の少し上がいいでしょう。(1) ビューのプロパティ[ビュー範囲]の「編集」をクリックし、下の図のように範囲を設定する。
ビュー範囲 |
柱が表示された基礎伏ビュー |
梁の配置
基礎梁を配置します。基礎梁の配置面は1FLとし、置きスラブと考えて、構造体のレベルを1FL-150として、上端を150ふかします。
(1) [構造]-[構造]-[構造フレーム]を選択し、オプションバーとプロパティを下の図のように設定する。
梁を配置する準備 |
基礎梁を配置 |
レベルを-150に |
柱の部分を拡大してみると、梁と柱の包絡がきれいにできていないことがわかります。
柱と梁の包絡ができていない |
(1) 柱をすべて選択して、[クリップボード]-[カット]
(2) [貼り付け]-[同じ位置に貼り付け]
柱と梁が包絡された |
梁の寄りを設定
外周の基礎梁の外面を柱の外面に合わせます。
(1) 基礎梁を選択し、[修正|構造フレーム]-[位置合わせ]-[yオフセット]
(2) 下の図の1-> 2の順にクリックして、面を合わせる。
面合わせ |
面合わせ後の様子 |
3Dビューで確認 |
次回は、基礎小梁と注釈(タグ・寸法など)を作成します。