階別・用途別の面積表
前回は、住戸タイプの各階別の分布を集計表を使って調べましたが、今回は同様に面積を部屋用途ごと、階ごとに集計してみましょう。
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階別・用途別に面積表を作成する |
面積用途を作成する
まず、前回の住戸タイプ同様、面積用途を表す集計キーを作成します。
(1) [表示]-[集計]-[集計表/数量]
(2) カテゴリで「部屋」、集計キーを選択し、下の図のように設定します。
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集計キー 「面積用途」 を作成 |
(3) [パラメーターを追加]を選択し、「面積用途番号」を作成します。前回同様、このパラメーターの型は整数にすることが重要です。
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パラメータータイプは「整数」 |
(4)フィールドタブと並べ替えタブは以下のようになります。
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面積番号を上位にする |
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面積番号で並べ替える |
面積用途
[データ行を挿入]をクリックして、使用する面積用途を追加します。
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面積用途を追加 |
カラースキーム
次に平面図で面積用途を各部屋に設定しますが、このとカラースキームを使うと便利です。平面図のビューを開き、ビューのプロパティ[カラースキーム]をクリックします。
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カラースキームをクリック |
カテゴリから「部屋」を選択し、リストからなにかを選んで複製し、名前をつけます。
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既存を複製して名前をつける |
タイトルを設定し、色から「面積用途」を選択します。面積用途がリストされるので、必要に応じて色を変えてOK。
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面積用途の色を編集する |
平面図が面積用途ごとに色分けされます。部屋を選択し、プロパティ「面積用途」を変更します。
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平面図を色で確認しながら面積用途を設定する |
このときビュープロパティで「
カラースキームの場所」を「
前景」にしておけば、色が階段などで白抜きになることがありません。
面積表の作成
各部屋に面積用途が設定できたら、集計表を作成します。前回の応用ですので、よく注意して設定してみてください。
まず、[表示]-[集計]-[集計表/数量]で集計表を作成します。カテゴリは部屋を選び、今度はそのままOKで次に進みます。
使用可能なフィールドからまず、「レベル」「面積」「面積用途番号」を選択します。
次に、「計算値」を押してください。前回を思い出してください。ここではif文を使って条件を設定するのですが、ちょっと注意が必要です。面積を求めるのですから以下のように設定します。
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タイプは「面積」、計算式は「if(面積用途番号=1,面積,0)」 |
この計算式は、「もし、部屋の"面積用途番号"が1ならば、その部屋の"面積"を返し、そうでなければ0を返しなさい」という意味です。
同様にほかの計算式も以下のように設定します。
最後のフィールドとして、合計値を設定します。
並べ替えタブではレベルごとに並べ替えられるように、次のように設定します。
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並べ替えタブの設定 |
書式では二つ重要なポイントがあります。
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面積と面積用途番号を「非表示」にする |
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専用・共用・便所・設備・合計の位置合わせを右に、合計を計算にチェックを入れる |
以上の設定で以下のような集計表が完成します。
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階別・用途別面積表 |