RC階段を作成する
それでは前回の設定を使って、RC階段を作成してみましょう。外部階段と仮定して、階段幅を950mmとします。Step by Step
(2) タイプは前回作成したタイプを選択
(3) オプションバーで位置基準を「外部支持:左」、オフセットを「0」、実際の経路幅を「950」、自動踊り場を「ON」
オプションバーの設定 |
(4) インスタンスプロパティの「寸法」グループを見て、蹴上の数を確認します。(このサンプルは階高が3500なので、蹴上が200以下になるように18段と計算されています。)必要に応じてこの蹴上の数を調整してください。
指定の蹴上げ数に注目 |
(5) 階段の始まる点をクリックして、「9蹴上が作成されました。9継続中」と表示されたところでクリックします。
(6) 残りの階段経路を最初の経路に合わせて作成します。位置はあとで移動するのでとりあえず段だけを合わせておきます。
階段経路と踊り場の位置を調整する
階段経路を段裏がきれいに取り合うように調整しましょう。
Step by Step
(2) 下側に現れた全体幅を示す仮寸法を、寸法補助線をドラッグして、階段経路の間に移動
その値を200として、階段経路間の距離を200にします。
階段経路の間隔を200に |
(3) 2つ目の階段経路を選択し、移動コマンドで2段分登り口側へ送ります。エラーが報告されますが気にしないでください。
2段分ずらす |
(4) 踊り場を選択し、階段側のコーナーの辺をドラッグして100移動します。表示される仮寸法を見ながら行います。(必要に応じて[管理]-[設定]-[スナップ]でスナップ間隔を調整しましょう)
(5) 次に踊り場の反対側の辺をドラッグし、踊り場幅が950になるようにします。
踊り場幅を変更 |
(6) 一旦[モード]のチェックマークをクリックし、階段の編集を終了します。
3Dビューで出来栄えを観察しましょう。
裏返してみると、段裏がきれいに取り合っていることが確認できます。
この階段を上の階にコピーします。
次回はこの二つの階段の間をつなぐ踊り場を作成します。