カットアウトは薄い
フェンスやパンチングメタルのような「薄い」ものであれば、カットアウトはお勧めです。しかしながらグリッド天井などある程度の厚さのものをカットアウトで表現するのは若干問題があります。
下の図は厚さ25mmの天井に、200mmの格子をカットアウトで表現した様子です。
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カットアウトで表現したグリッド天井 |
見てのように、天井の表面にのみマテリアルが割り当てられるため、グリッドの厚さを表現されていません。
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カーテンシステムで表現したグリッド天井 |
こちらはカーテンシステムで表現したグリッド天井です。こうのうような厚さを表現することはカットアウトではできません。
薄い金属板は得意
一方でパンチングメタルのような薄い材料はカットアウトの得意とするところです。
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パンチングメタルをカットアウトで表現 |
エキスパンドメタルやパンチングメタルなどの金属板はうすい板状の押し出しにカットアウトで作成するほうが効率的です。
パンチングメタル
パンチングメタルはオートデスク外観アセットに既製品がありますのでこれを改造するとよいでしょう。アセットブラウザで「
プレート - メッシュ」を検索してください。
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[外観ライブラリ]->[メタル]->[プレート - メッシュ] |
名前はメッシュですが、パンチングメタルです。
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名前はメッシュでも実はパンチングメタル |
この「色」を好みの色に調整し、さらに「イメージのフェード」を調整すれば、様々なパンチングメタルを表現できるでしょう。このマテリアルではカットアウトのパターンにイメージ画像を使用しています。そのほかにも「メタル」フォルダにはいろいろな金属板のマテリアルがあるので、参考にしてみてください。